2017.05.16

F(フローティング) or SS(スローシンキング)

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

blessに設定している2タイプ

F(フローティング)& SS(スローシンキング)

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

なぜ?

同じフォルムで浮力の違うタイプが存在するのか?

今回はその性能の違いや使い分けの説明です!

 

 

最初に基本性能の確認から・・・

・Fタイプ→リトリーブを止めると水面に向けて浮上するタイプ

・SSタイプ→リトリーブを止めるとゆっくりと沈んでいくタイプ

・搭載しているウエイトの重量→FタイプSSタイプ

 

この【浮力の影響+ウエイトの差】で少しアクションの味付けも違うのです。

 

 

それでは、具体的な特徴と得意とするシチュエーションは?

 

 

《Fタイプ》

Fタイプは強い浮力が活きているので、さらにリトリーブアクションパワーを増幅。

シャローレンジのハイアピール演出が得意。

明確、素直に強いアクションを体感出来るタイプに仕上がっています。

 

また、水中の障害物にコンタクトした際に、リトリーブを止めると、浮上させての根掛かり回避能力も秀逸です。

そして、この浮上姿勢もこだわりのひとつ。

頭を持ち上げてのナチュラル浮上で水面までフィッシュイーターを惹きつけます!

 

さらに、ロッドを立ててスローリトリーブすれば、水面を引き波をたてるのアピールはFタイプ独自のものでもあります。

 

効果的なシチュエーションは?

★イナッコやコノシロ等、ベイトの群れが上ずっていて、水面直下や超シャローの絡んでいる状況

★濁りが強く、よりハイアピールが効果的な状況も得意

 

 

 

 

《SSタイプ》

このタイプは水中のレンジキープ力が高くなります。

また、Fタイプでやる気のある高活性の魚を釣りきった後に、警戒モードで少しレンジの下がった魚の目の前にダイレクトにルアーを見せて喰わせるのも効果的。

さらに、逆風が特に強い時には重量増による飛行安定効果もあります。

 

そして・・・

ミディアムリトリーブではブルブルと伝わる強いウォブリングアクション

デッドスローリトリーブでは、レンジキープしながらシンキングペンシルのようなテールスライドアクションも持ち味。

これを組み合わせれば

【ハイアピールミノー+シンキングペンシル】

このハイブリットアクションで複合的に攻略出来るのもSSタイプの最大の特徴です!

 

効果的なシチュエーションは?

★ある程度水深のあるエリアでコノシロやイナッコの群れが少し沈んでいる状況

★ベイトの群れが差し込んでくるミオ筋やカケアガリとダイレクトにコンタクトさせることも可能!

 

 

 

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後に、もうひとつ。

忘れてはならないのが、両タイプの【リップレスモード】

 

リップを外せば、

Fタイプ→トップのペンシルベイト

SSタイプ→シンキングペンシル

このような+αアピールも秘めています!

 

 

このように共通するブレスコンセプトとは別に

FとSSでは少し得意とする状況が違うのです。

 

なので・・・

その違い、得意分野に合わせて投入してもらえれば、blessがより効果的なルアーになると思います。

 

 

もちろん、今回、書かせてもらったのはあくまでも基本性能の一部

 

ご参考いただき、

さらにアングラーの皆様のオリジナルの使い方や投入するタイミングも色々と試してblessの可能性を拡げて頂ければ嬉しです♪

OLYMPUS DIGITAL CAMERA