2016.04.15
チアユの遡上!
ついにチアユ(鮎の稚魚)の遡上時期となりました。
冬の間は、さすがに生命感が薄れていた感じの河川ですが、一気に活気が出ています!
思い出せば、昨年のこの時期・・・
1人でルアー開発に夢中で取り組んでいました。
数タイプのプロトとなるルアーを削りながら試行錯誤の毎日。
そんなプロトタイプルアーの中でも、頭の中で強烈な泳ぎのイメージを抱いていたモデルがありました。
その当時、名前も無かったこのプロトルアー。
ナチュラルアピールの弱々しい泳ぎながら、アングラー独自のロッドワークにも反応するルアー。
それが、今のsherryです。
何度かのトライ&エラーでイメージに近いアクションが出始めると良い感じで魚も反応してくれました。
それでも・・・
「どのサイズが良いのか?」
「どのレンジが良いのか?」
「アクションの強さは?」
「水絡み感は?」
「スレにくい着水音は?」
フィールドの実釣で、より魚の反応が良い方、アングラーが心地よく感じる使用感を探りました。
「もっと釣れる要素を組み込めないか?」
そのヒントを求めて、今までになく工房とフィールドの往復を何度も繰り返していました。
削ったプロトは・・・数しれません。
工房で修正しては、フィールドでチェック。
一進一退を繰り返しながらプロトルアーを煮詰める毎日。
そして、ほぼ1年後・・・
同じくチアユの遡上と川の濁りが絡む絶好のタイミング。
2日連続でフィールドに向かいました。
ただ、今年はプロトではなく、製品版を開封して。
*やっぱり選んでしまったマットアユ。反応抜群です♪
アクションの最終の詰めでこだわっていた部分。
「どの泳ぎならスレさせずに出来るだけ同じスポットで魚が引き出せるか?」
製品版でも連続ヒットを何度も経験出来ました♪
昨年と同じようなシチュエーションでしっかりとより強めに反応してくれるシーバス。
無事、製品化出来た喜びも加わり、充実の釣行となりました。