2017.03.10
セパレートリップシステム
前回のコラムでは、メインコンセプトの「惹きつけるアクション」について書かせてもらいました。
今回はblessに採用した
『セパレートリップシステム』について書かせてもらいます。
アクションはリップでかなり変化します。
ルアーによってその形状、大きさ、装着している角度に様々な違いがあるのは、その為でもあると思います。
ブレスでは、その重要なパーツ(リップ)の脱着を可能にするセパレートリップシステムを採用しています。
何故?
このシステムを採用したのか?
それには、大きくわけて2つの理由があります。
まず1つめは【アクションの多様性】
リップを外すとルアーが変化するのです。
・Fタイプは外せば、トップのペンシルベイト
・SSタイプは外せば、シンキングペンシル
これにより、使うシチュエーション、タイミングによって少し違うアクションアプローチを可能にしています。
もちろん、
ハイアピールアクション→ペンシルベイト→ハイアピールアクションの様にローテーションも可能です。
また、ハイアピールアクション一辺倒では、スレの進行も早くなる恐れがあります。
違う顔(アクション)を使い分ける事でより多くの魚を引き出せる可能性を拡げます!
そして・・・
もうひとつ。
これはさらに踏み込んだアングラーさんへの提案でもあります。
それは、【オリジナルカスタムの可能性】
実は、後日になりますが、ブレスのリップはスペアーパーツとして安価で販売を予定しています。
というのも、破損や損失した際の代替えパーツとしての役割もありますが、
アングラーさん自身にもリップをカスタムしてみて欲しいのです。
・削る
・穴を開ける
・曲げる
これで、アクション、泳ぐレンジは変化していきます。
さすがに、一発勝負で高価なルアーをカスタムするのは、躊躇するかもしれませんが、代替えパーツのあるリップなら少しハードルは下がるのではないでしょうか?
いざとなれば、また本来のリップに戻せます。
リップを変化させると、動きが変わるのを体験するのも面白いものだと思います。
もちろん、今回製品化したブレスオリジナルアクションには、僕自身が多くの加工、思い、フィールドテストを繰り返して生み出した自信ある動きです!
それでも、自分でリップをカスタムして、その人が生み出したオリジナルアクションで魚が反応した時はまた違う喜びや発見。
「自分で釣った感!」
「自分だけのシークレットアクション」
そんな可能性も提案させて欲しいのです!
さらに・・・
ブレスの違うアクションを生む違う形状のカスタムリップのパーツ!
これも販売に向けてテスト中だったりします♪
そんな魅力あるセパレートリップシステムですが・・・
正直に言います。
僕が考えたものではありません(笑)
実は、量産をお願いしている太成さんが、以前に自社製品化した実績を持つ加工技術をお持ちでした。
今回は、このシステムを特別に使わせてもらったのです。
最初にこの加工を見せてもらった時は、思わず感心してしまいました。
リップを脱着する時の重要なポイント。
・いつもボディーにズレずに装着出来る
・使用時に外れにくい
・脱着強度
・・・等々。
かなり問題点を高次元で見事にクリアーされていました。
この技術を特別使わせて頂いた太成さんに感謝です!
bless×セパレートリップシステム
これからの展開も含めてとても魅力的な組み合わせとなりました!
最後に、リップの脱着方法にコツがあります。
というのも、リトリーブ中やちょっとしたミスキャスト等で簡単に外れては本来のポテンシャルを発揮出来ません。
これを防ぐ為の工夫があるのですが・・・
今回は長くなってしまったので近日中に動画と合わせて説明させてもらいます。
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